神奈川県のシロアリ発生時期と対応エリア紹介

神奈川県内におけるシロアリ発生時期と周辺エリアの特徴

神奈川県で発生するシロアリの活動が活発になるのは4月から11月、そのうち、4月から8月のはじめにかけては、もっとも活動が盛んになります。神奈川県でのシロアリの被害報告は、ヤマトシロアリがほとんどですが、一部海側の温暖な地域では、6月ぐらいからイエシロアリの被害も見られます。もっとも、イエシロアリは関東では定着しているというより限定的な被害となっています。今後の地球温暖化で生息地域が北上すると関東もイエシロアリの被害が増えていく可能性がありますので注意が必要です。また、アメリカカンザイシロアリも横浜など、海沿いの地域で被害が起きており、こちらは輸入品の家具や建材から転入してきた可能性が高いです。

関東地方では東京湾を挟んだ左側ではもっとも南に位置する神奈川県。東京に並ぶ経済活動を行う横浜市では外人墓地や中華街などの異国情緒とみなと未来の近未来的な都市の光景が融合、川崎の工業地帯や軍港として栄えた横須賀、山側に入れば自然豊かな丹沢や箱根、また歴史の面影を残す鎌倉など、実に様々な面を持っています。都内からの転出者も多く、通勤圏であることから、都内に勤務先を持つ人も少なくありません。音楽やファッション、流行り言葉などにも神奈川県発信のものが数多くあり、日本のカルチャーに重要な役割を果たしてきました。

主な対応エリアのご紹介

【横浜市】
全国に名の知られた横浜中華街は、五百店舗以上の中華料理店や雑貨店が軒を連ねており、休日ともなれば都内や近県からもカップルやファミリーが訪れます。その歴史は今から150年ほど前、横浜港の開港とともに、中国の商人たちが住み出したことにはじまります。中華料理とひとくくりに出来ない、中国のそれぞれの地方の料理を本格的に楽しめることや、近隣にはみなと未来、よこはまコスモワールドや赤レンガ倉庫などのレジャースポットなどもあり、一日を楽しめる場所です。横浜媽祖廟や関帝廟など日本の神社やお寺とはちょっと違う華やかな中国の堂を見学することも出来ます。

【横須賀市】
米軍基地に自衛隊横須賀基地がある横須賀市は軍港として発展し、停泊する軍艦や潜水艦の眺めが特徴的な街です。活気に溢れた商店街は英語が聞こえてくる独自の文化を形成、「どぶ板通り」ではアメリカ雑貨などが売られており、夜ともなれば、アメリカンなバーやレストランに米軍の関係者が談笑する姿が見られ、横須賀ならではの雰囲気を作り出しています。もっとも、そのような雑多な繁華街を持ちながら、市と米軍で見回りなどを行った結果、神奈川県内でも治安が良いことでも知られており、今は住宅地としても人気があります。

【鎌倉市】
江ノ電こと江ノ島電鉄は、藤沢市と鎌倉市の間をのんびりと走るローカル線で、数々の映画や物語の舞台となったレトロで味わい深い雰囲気が人気です。住宅地をくぐり、海沿いを走る姿にはなんともいえない詩情があり、国内外から人気を集めており、今ではなんでもない住宅ですら観光スポットにされてしまう騒ぎが起きているようです。藤沢から、海水浴場も沢山あり、洒落たお店やレストランも点在していることから、夏は大変な人出です。また鶴岡八幡宮を筆頭に、今を遡ること800年前の鎌倉時代の重要な史跡も残されており、複雑な地形と相まって散策の人気を呼んでいます。