静岡県のシロアリ発生時期と対応エリア紹介

静岡県内におけるシロアリ発生時期と周辺エリアの特徴

北部は3,000mを越える峰を有する赤石山脈、南部は、天城山や達磨火山などの大型の火山活動で造られた温暖な伊豆半島と、ダイナミックな自然を持つ静岡。その気候も、太平洋側気候とはいえ、寒暖の差が激しいのが特徴です。また、国内外にその名を轟かせる名勝、富士山も静岡に位置しており、その気候はなんとツンドラ気候となっております。寒冷な地域も多数あるものの、なんと危険なアメリカカンザイシロアリが生息しているので、静岡県のシロアリ対策は迅速な対応が求められます。

主な対応エリアのご紹介

【静岡市】
葵区、駿河区、清水区の3区からなる静岡市は太平洋ベルト帯のほぼ中間に位置し、静岡県の東西の中心にあります。広大な北部の山地と駿河湾に面し、市街地は南部の平野に集中しています。温暖な太平洋側気候で知られますが、南アルプスに接している北部では豪雪地帯に指定されるなど、南北でかなり気候に差があります。また、2015年の子育てしやすい街、地方編では堂々の1位に輝きました。その理由は、温暖な気候と、都会的でありながら、足を伸ばせばすぐに豊かな自然があること。また、静岡市の待機児童ゼロを目指す試みの成果が出ており、保育施設の充実があげられます。

【浜松市】
JR浜松駅は近代的な都市であり、ヤマハ、カワイ、ローランドと言った日本の音楽機器メーカーが集う浜松市は国内有数のものづくり産業の都市として有名です。音楽にゆかりが深いことから、国内外の若手演奏家が出場する浜松国際ピアノコンクールをはじめとする国際的に評価の高い芸術性の高いイベントが開催され、地域的に音楽や芸術を支援する気風にあふれています。一方、平野部ではみかんや馬鈴薯、たまねぎ、茶などの農作物の生産も盛んです。さらに、市域の約70パーセントを占める森林は天竜美林と呼ばれ浜松の風土を形成しております。遠州灘や浜名湖などでは漁業、水産業も営まれるなど、バラエティ豊かな自然に恵まれた市です。

【下田市】
下田市は幕末の嘉永7年（1854年）にペリー率いる黒舟が来航した、日本が鎖国から開国へと大きな転換を迎える歴史の舞台となった土地。下田は南国という印象を持っている方も多いようですが、伊豆半島の南、太平洋に面しており、年間を通して湿度が高く、夏は蒸し暑く冬はからっと寒いのが特徴ですが、海からの風があるため、夏でも三十度を越えることはあまりありません。また、冬も四度以下になることはなく、温暖な気候。伊豆半島の海岸の中でも美しい白い砂のビーチが多くあることで有名です。実際、その気候から多様な花々や昆虫を見ることができます。
つまりアリやシロアリも活発に活動する地域といえます。全国木造建築はかなりの被害にあっているという報告もありますので、早めの対策が肝心です。